orora wave オーロラウェーブ サドル

orora wave~伊達るり子~

フォークソングやポップスの世界でお馴染みのアコースティックギターは昔から木製で弦はガット(羊腸)弦でサドルは象牙や牛骨が主流でした。
柔らかな天然素材同志でその相性も良く調和の美しさもありました。
現在弦はほとんどがスチール弦と進化し、サドルは安価で成型のしやすいプラスチックへと変わってきました。
本来象牙や骨はその組織はコーポーラス(レンコンのように穴が無数にある)の形状を有しているため弦の振動を伝えづらい素材です。
またプラスチックは音ののび、響きを逆に減衰させてしまうのでせっかくの奏者の技術を充分に発揮しきれない素材ですが安価で加工がしやすいので現在は主流になっています。
私の研究ではスチール弦の振動エネルギーを充分ためて増幅させるのは金属サドルが最適だと直感しました。それが今回の第11族金属の合金であるオーロラウェーブサドルの製作となりました。
プラスチックサドルの問題点はスチール弦との接解面の摩耗の激しさや室温の高い場所での形状の溶変等もありスチール弦の圧力に耐えられない現実もあります、奏者にとっては安定したサドルを望んでいる事、そして演奏技術を最大限に発揮できるギターにめぐり会える事が表現者にとしてのエンターテイメントにつながり多くの人々に感動を与える活動に発展すると感じています。
オーロラウェーブサドルは金属材料工学と設計デザインをうまく取り入れてきらびやかで明るくサスティーン(残響音)も類をみない新しい感覚のサドルです。特に弦はフォスターブロンズ、マーチン、タダリオとのコンビネーションがよく素晴らしい音色を創出します。金属の分子構造を壊さない様に技術者の手作業によるカービングで、ひとつひとつ創り上げられます。

現在商品化されているオーロラウェーブサドルは第11族金属の合金で制作され、また「金属ガラス」をマテリアルとするサドルは東北大学金属材料研究所の御協力によりモデルは完成いたしました。
「金属ガラス」によるギターサドルは世界で初めてです。

音響解析表

波形.jpg波形



きらびやかで明柝、力強いサウンド
サスティーンが長い
音の大きさはプラサドルの1.5~1.7倍
音の立ち上がりが良く、デッドポイントが少ない

アナライザー.jpgアナライザー

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<お知らせ>
価格¥30,030(税込)

<取扱店>

ワタナベ楽器店 (京都 075-256-0238)

ドルフィンギターズ (大阪 06-6310-6180)

ヤマハミュージック神戸 (神戸 078-391-7652)

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オーロラウェーブ

伊達 るり子

アキコ ダテ スタジオ
Tel&Fax 06-4700-3288

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